こんにちは。8月は「ふじさわ終活カフェ」の開催をスキップし、活動の幅を広げるためにいろいろと画策しているナナです。
先日、グリーフに関する短いお便りをいただきました。このホームページの「お問い合わせ」からご投稿いただいたもので、グリーフに対する不安があり、心構えを学びたい、という内容のもの。おそらく、グリーフについて書いた記事を読んでくださった方なのではないかな、と思います。
書かれていたメールアドレスにお返事を差し上げたのですが、あて先不明で戻ってきてしまいました。
なので、ここに記事としてアップします。お目に留まるといいな、と思います。
「グリーフ」への学びを深める4つの“推し”情報
こんにちは。なないろラボの北村ナナです。お便りをいただき、ありがとうございます。
この先いつか経験するグリーフへの不安をお持ちで、心構えを学びたいと思っていらっしゃるのですね。
私も、これからも学びを深めたいと思っています。
「これはいい!」と思うものについて、いくつか、情報提供をさせてください。
死生観を語り合い、自分の価値観に気づく「414(よいし)カード」
私は、近く「414(よいし)カード」の体験会を開こうと思っています。
生や死について話すことをサポートするカードです。
自分の思いがけない本音や、揺れる思いに気づくことができる、とても素敵なカードです。一人でもプレイできますが、複数でプレイすると他の人の話を聞けて、自分の考えも深まります。
私は神奈川県藤沢市に住んでいるので、藤沢市か鎌倉市で体験会をやろうかなと思っています。
日時などが決まったら、ホームページにアップしますね。もしご希望でしたら、メールでもお知らせします。
がんの患者さん、ご家族、ご友人が本音を話せる「幸ハウス富士」
また、ご状況によりますが、静岡の「幸ハウス富士」(414カードを開発した川村真妃先生が共同代表をなさっている施設です)で、イベントに参加されたり、お話をされるのもよいかもしれません。
先日、川村先生と、同じく共同代表の植竹真理先生が開いた「414カードのオンライン説明会」に参加したのですが、お二人ともとても優しく、真摯で、グリーフに向き合う思いに寄り添ってくださるお人柄だと感じました。
自らがグリーフに向き合うときのヒントにもなる『大切な人を亡くした人の気持ちがわかる本』
書籍では、髙橋聡美先生の『大切な人を亡くした人の気持ちがわかる本:グリーフケア 理解と接し方』がお勧めです。
5月に「グリーフ」をテーマにした参加型勉強会(ふじさわ終活カフェ)を開きました。その時に何冊か、グリーフに関する本を読んだのですが、とても読みやすく実践的な内容で、私自身の考えを整理する上でもとても役に立ちました。
自分がサポートする側である場合だけでなく、自らが当事者になった場合の心構えという点でも、学ぶところが多くあると感じました。
大学の生涯学習講座でも死生学や死の文化が学べます
また、少し切り口は変わりますが、「死の文化」を学ぶ無料講座があります。
東北大学が生涯教育の一環として行っているオンライン講座の一つで、私も10月から受講する予定です。
もし何か一つでも、心に留まるものがありましたら幸いです。